1月12日(日)<生田> 午後2時〜5時
★1月の本
『詩を書く なぜ私は詩をつくるか』
谷川俊太郎(詩の森文庫、思潮社)
次回読む本は谷川俊太郎『詩を書く なぜ私は詩をつくるか』と、谷川俊太郎×ブレイディみかこ『その世とこの世』(岩波書店)です。予定ではボーヴォワールの『老い』のつもりだったのですが、谷川俊太郎の訃(11月13日、享年92)に接し、その最晩年と死に際の生き方に感じるもの多く、あらためて読み返してみたくなったというのが本音です。「〈老い〉とは何か」を、ボーヴォワールに訊ねる前に、「老い」から「死」への道程を、「かくありたい」と思わせるような足取りで飄々として決してブレることなく生き切った谷川俊太郎の言葉に、この年末年始はゆっくり耳を傾けたいと思います。
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